iDeCo(イデコ)とは、「個人型確定拠出年金」の愛称です。
私がiDeCoで、運用資産を倍にした運用方法を紹介します。
はじめに
この方法はリスクが大きいので、もし実行する場合は、リスクが大きいことを理解した上で行って下さい。
運用方法
早速、手順を説明します。
STEP1
通常時は全ての運用資産を、定期貯金のようなローリスクの商品で運用します。
この時、リターンは一切求めません。
STEP2
この状態で、ひたすら株価が大きく下落するのを待ちます。
STEP3
株価が下落したら、全ての運用資産をローリスクの商品から株価に連動する商品*に預替をします。
*預替を行う商品は、外国より国内の物をお薦めします。
外国の商品は時差の関係で、約定までに掛かる時間が国内の商品より1日程度長く掛かるので、タイミングを逃す可能性が高くなります。
STEP4
株価が暴落前の水準に戻ったら、再びローリスクの商品に預替をします。
STEP1~STEP4を繰り返すことで、高いリターンを目指します。
株価の下落について
株価の大きな下落は、ここ数年の傾向として、1年に数回と意外と多く起こっています。
以下は、私の記憶の中で、特に下落が大きかった出来事です。
リーマン・ショック
東日本大震災
アメリカ大統領選でトランプ氏当選
イギリスEU離脱の国民投票
米中貿易戦争
直近ならコロナ・ショックですね。
注意点
その1
iDeCo の場合、商品の預替に掛かる時間は、指示を出してから約定までに、早くても4日程度かかります。
つまり、下落してから指示を出したのでは、約定する頃には、下落前の水準か、それ以上の株価になっている可能性が高いです。
ではどうすれば良いか?
下落しそうなイベント(上の例なら、アメリカの大統領選やイギリスの国民投票)の日から逆算し、イベント直後に約定するように、預替指示を出しておきます。
指示を出す時点では下落するかは不明なので、運まかせの要素が大きいです。
その2
運良く預替に成功したとしても、そこから更に株価が下落する場合があります。
その場合は、潔く諦めるしかありません。
これが、この方法がハイリスクたる所以です。
ではどうすれば良いか?
一時的な下落になるのか長期の下落になりそうなのか、見通しを見極めることができる相場感を持つことです。
また、資産の全額を投入するのではなく、例えば半分だけにして、リスクを低減させるのも一つの方法です(当然、リターンも半分になりますが)。
その3
突発的な下落に備えて、常に世界(特にアメリカと中国)の経済情勢をチェックし、アンテナを張っておくことが重要です。
最後に
最初に書きましたが、これはハイリスクな運用方法です。
決して推奨はしません。
実行する場合は、自己責任で行って下さい。
幸運を祈ります。
リスクを低減する方法を考え付いた方は、一報を下さい。
▼iDeCoはじめるならコチラから
松井証券 iDeCo